ステップを踏んでCSS案件を獲得

今更聞けないCSS<初心者向け>
top middle bottom

CSS案件を獲得するまでのステップ

CSS案件を獲得するまでのステップ

必要なスキルを学ぶ

まずはCSSとHTMLのスキルを習得しなければなりません。コーダーやウェブデザイナーになるために必要なスキルを身につけましょう。また、現場で通用するためにはCSSやHTMLのスキルだけでは不十分です。ワイヤーフレームを作成するスキルや動的なデザインを再現するためのスキルも必要になります。

ポートフォリオを作る

スキルが身についたら実際に手を動かしてみましょう。ポートフォリオという自分の実績を紹介するウェブページを制作してみましょう。ウェブデザイナーやコーダーとしての実績を証明するには実際に自分で作ったものを見せるのが早いです。いくら口頭で「CSSを勉強しました」「HTMLが書けます」といっても実際に作ったものを見てみないと実力を判断できません。

LP案件を受注する

ポートフォリオを作成したら、案件として難易度が低いLPの案件を受注してみましょう。ウェブデザイナーやコーダーとして仕事をしていきたいと考えているなら個人で案件を受注した実績があると評価が上がるでしょう。現場経験の無い初心者を雇うよりも実際に経験がある人を雇ったほうが会社としても安心です。最初は自分を売り込むための実績作りだと思っていろいろな案件にチャレンジしてみましょう。案件を獲得するにはエージェントを使ったり、クラウドソーシングを使うとよいでしょう。

ワイヤーフレームの作成

案件が受注できたらいきなりデザインに入らずにワイヤーフレームを作成して、自分がどのようなデザインを納品するのかクライアントに提案します。作成したワイヤーフレームをもとに、デザインは希望通りなのか、どこか直してほしいところはあるかなどといった点をヒアリングしていきます。
何度かやり取りをして了承が取れたらデザイン制作に進みます。デザインカンプを作成し、CSSやHTMLを使ってコーディングしていきます。場合によってはクライアントがワイヤーフレームを用意しており手間が省ける分報酬が下がることもありますが、クライアントの意向が完璧に反映されているので後々トラブルになるリスクを回避できます。

LPコーディング

ウェブページとして表示できるようにコーディングをしていきます。動きのあるデザインであればCSSやHTMLだけでなくJavaScriptなどの知識も必要になります。この段階まできてから自分ではコーディングできなかったとならないように、ワイヤーフレームの段階で認識のズレがないかよく確認しておきましょう。

納品

全ての作業が完了したらデータを納品して報酬を受け取ります。実際の案件ではクライアントによってはワイヤーフレームを複数作らされたり、コーディングが終わってからデザインの修正を言われるなどのトラブルが起こることもあります。最初の頃は特に注意して各工程を進めていくようにしましょう。

PICK UP

  • 案件の見つけ方

    CSSとHTMLのスキルを身につけた後、ウェブサイトのコーディング案件を効率よく見つける方法を紹介します。

  • 初心者が0から学ぶなら

    CSSはHTMLとセットで学ぶ必要がありますが、入門書などを使えば初心者でもゼロから独学で習得可能です。

  • CSSはウェブサイトの“装飾”担当

    ウェブサイトの文字の大きさや色、背景の色、ボタンの色など、見た目(スタイル)を指定するのがCSSの役割です。