CSSが勉強できたらステップアップ

今更聞けないCSS<初心者向け>
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更にステップアップするには

更にステップアップするには

JavaScriptのスキル

JavaScriptはウェブ制作でも使用されるプログラミング言語の1つです。例えばウェブサイトでマウスを合わせたら要素の色が変わったり、アニメーションが始まったりするのはJavaScriptによるものが多いです。JavaScriptはより高度なプログラミング言語のため、CSSやHTMLに比べると難易度は高いかもしれません。しかし、ウェブサイトのデザインや動きの幅を広げるためには避けては通れない言語です。トレンドをおさえた華やかなウェブサイトを作れるようステップアップするには、JavaScriptの知識は必要不可欠といえるでしょう。

jQueryのスキル

プログラミングなんてやったことがないという初心者の人は、JavaScriptから順番に勉強していくよりもjQueryというライブラリから学習してみるのもよいかもしれません。jQueryはJavaScriptのライブラリの1つです。JavaScriptで書くよりもコードがシンプルで、CSSのセレクタと同じ記述方法を使って要素を指定するため、プログラミング初心者でもCSSを理解できる人にとっては比較的扱いやすいといわれています。jQueryにはプラグインがたくさんあり、目的に合わせてプラグインを導入すれば簡単なコードを追加するだけで動作します。動きのあるウェブサイトを手っ取り早く構築するにはぴったりの技術です。ただし、最初からプラグインに頼りきりになると基本的な力が身につかないこともあるので、慣れるまでは自分の手でコードを書くように心がけましょう。

WordPressのスキル

最近はWordPressによるウェブ制作が増えています。W3 Techsのデータでは、2017年におけるウェブサイトトップ1000万のうち、WordPressによって制作されたものが約3割あるとのことです。この数字は右肩上がりとなっているため、今後は仕事でWordPressを扱う機会がますます増えていくことになるでしょう。そのため、WordPressに関するスキルを少しずつでも身につけていけば今後の需要に柔軟に応えることができるようになるでしょう。最終的にはWordPressのテーマを独自開発できるようになれば十分です。そのためにはWordPressの仕組みを深く理解しなければなりませんが、難易度が高い分確かな技術力が身につきます。とはいえ、CSSとHTMLの知識があるのが前提条件です。

PHPのスキル

WordPressはPHPというサーバーサイドで動作するプログラミング言語で作成されています。WordPressのカスタマイズをするにはPHPの知識が必要になります。WordPressをより深く理解するにはPHPのスキルも必要になるでしょう。JavaScriptやjQueryと合わせてPHPのスキルも磨いておくとウェブデザイナーとしてのスキルアップになり、仕事の幅も質もぐっと広がるでしょう。

PICK UP

  • 案件の見つけ方

    CSSとHTMLのスキルを身につけた後、ウェブサイトのコーディング案件を効率よく見つける方法を紹介します。

  • 初心者が0から学ぶなら

    CSSはHTMLとセットで学ぶ必要がありますが、入門書などを使えば初心者でもゼロから独学で習得可能です。

  • CSSはウェブサイトの“装飾”担当

    ウェブサイトの文字の大きさや色、背景の色、ボタンの色など、見た目(スタイル)を指定するのがCSSの役割です。